
「肩が上がらない…」と感じたとき、まず思い浮かぶのは肩関節のトラブルかもしれません。
しかし、理学療法士の視点では原因は一つとは限らず、関節・筋肉・神経・姿勢など複数の要素が関わることが多いのです。
🫶 関節の動きの制限
肩を上げる動作は、上腕骨と肩甲骨の動きだけでなく、鎖骨や胸郭(肋骨)、背骨の連動によって生まれます。
関節包の硬さや炎症(例:四十肩・五十肩)があると可動域が制限され、痛みや動きの引っかかりが出ます。
🫶 筋肉の柔軟性低下
胸の大胸筋、小胸筋、肩の三角筋、背中の広背筋などが硬くなると、肩をスムーズに上げられなくなります。
また、肩甲骨を引き上げたり回旋させる僧帽筋や前鋸筋が弱くなっている場合も、動きがぎこちなくなります。
🫶 神経や姿勢の影響
首の神経が圧迫されていたり、猫背や巻き肩の姿勢が続くと、肩の動きに必要な筋肉が働きにくくなります。
特に長時間のデスクワークやスマホ操作で姿勢が崩れると、肩を上げる動作のスタートポジションが悪くなり、可動域が減ります。
☝️ 理学療法士のチェック法
- 他動運動と自動運動の比較
人に動かしてもらうと動くのか、自分では動かせないのかを確認。 - 肩甲骨の動き観察
腕を上げるときに肩甲骨が適切に回っているかをチェック。 - 姿勢と背骨の柔軟性評価
胸椎のしなりや骨盤の傾きが肩の動きに影響していないかを確認。
⭐️ まとめ
肩が上がらない原因は、肩関節そのものだけでなく、肩甲骨や鎖骨、背骨、姿勢まで広く関わっています。
自己判断で放置せず、全体の連動性を評価できる専門家に相談することで、早期改善につながります🌱

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