
「片足立ちをするとすぐにグラグラしてしまう…」
そんな経験はありませんか?
実は片足立ちは単なる筋力だけでなく、体幹や感覚、全身の協調性が求められる複雑な動作です。
では、なぜ片足立ちが苦手な人が多いのでしょうか?理学療法士の視点から3つの主な理由を解説します。
🏃♀️体幹の安定性不足
片足立ちをすると、体は小さな揺れに常に対応する必要があります。
そのときに働くのが、腹横筋や多裂筋などの体幹の深い筋肉(インナーマッスル)です。
これらがしっかり働かないと、支点となる腰や背骨が安定せず、バランスを保てません。
つまり体幹の安定性が不足していると、片足立ちは自然と苦手になります。
🏃♀️股関節まわりの筋力低下
片足立ちでは、片方の股関節で体重を支えることになります。
そのため大殿筋や中殿筋といったお尻の筋肉、さらには太ももの前後の筋肉がしっかり働いていることが欠かせません。
特に中殿筋は骨盤を水平に保つ役割があり、弱いと骨盤が傾き、バランスを崩してしまいます。
股関節まわりの筋力が低下している人は、片足立ちが不安定になるのです。
🏃♀️感覚機能の衰え
片足立ちは「筋力」だけでなく、「感覚」も重要です。
足裏の感覚が鈍っていると、体がどの位置にあるかを感じ取りにくくなります。
また、耳の奥にある三半規管は平衡感覚を司り、視覚もバランスを保つために大きく関わっています。
加齢や運動不足でこれらの感覚機能が衰えると、片足立ちの維持が難しくなるのです。
⭐️まとめ
片足立ちが苦手な理由は「筋力が弱いから」だけではありません。
体幹の安定性不足、股関節まわりの筋力低下、そして感覚機能の衰えが大きく関係しています。
逆に言えば、これらを意識的に鍛えたり刺激することで、片足立ちは少しずつ安定していきます。
片足立ちは転倒予防や歩行の安定にも直結する大切な機能。
日常の中で少しずつ練習を取り入れてみましょう🌱

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