
膝の痛みは年齢を問わず多くの人を悩ませる症状です。
階段の昇り降りや立ち上がりのときに痛む、長時間歩くと膝が重く感じるといった経験はありませんか?
膝は体重を支える大切な関節ですが、実は膝そのものだけが原因で痛みが出るわけではありません。
今回は理学療法士の視点から、膝痛の原因と自分でできるセルフケアについて解説します。
🦵膝だけが原因ではない
膝は股関節と足首の間にある中間の関節です。
そのため、股関節や足首の動きが制限されていると、その負担を膝が代わりに受けやすくなります。
たとえば、股関節が硬いと歩幅が狭くなり、膝をねじるような動きが増えます。
また、足首が硬いとしゃがむ動作や坂道の歩行で膝に余計な負担がかかります。
つまり膝痛は「膝そのものの問題」だけでなく「全身の動きの連鎖」によって引き起こされることが多いのです。
🦵 筋力と柔軟性のバランスが重要
膝を安定させるために大きな役割を果たすのが大腿四頭筋(太もも前の筋肉)です。
しかし、この筋肉だけが強く、股関節やお尻の筋肉(大殿筋や中殿筋)が弱いと、膝関節にかかるストレスは増えてしまいます。
逆に太ももの裏(ハムストリングス)が硬すぎても、膝の動きが制限され痛みの原因になります。
膝痛を予防するには「筋力」と「柔軟性」の両方を整え、バランスを取ることが欠かせません。
🏃♀️セルフケアはシンプルに
膝痛対策のセルフケアは、難しい運動をする必要はありません。まずは以下の3つから始めてみましょう。
- 太もも前のストレッチ:膝を曲げてかかとをお尻に近づけ、太もも前を伸ばす。
- お尻の筋トレ(ヒップリフト):仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げて骨盤を安定させる。
- 体幹の安定トレーニング(プランクなど):股関節や膝の動きがブレないように支える。
毎日数分でも継続することで、膝の負担は大きく減り、歩きやすさや階段の昇り降りも楽になります。
⭐️まとめ
膝痛は膝だけをケアしても根本的な改善にはつながりません。
股関節・足首・体幹を含めた全身の連動を意識することが大切です。
ストレッチと筋トレをバランスよく取り入れることで、膝は驚くほど快適に動けるようになります🌱

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