
「骨盤底筋」と聞くと、多くの人は“下半身の筋肉”“産後ケアの筋肉”といったイメージを持つかもしれません。
しかし実は、骨盤底筋は呼吸と深く結びついており、私たちが生きている間、休むことなく働き続けています💨
呼吸を整えることが骨盤底筋の機能改善につながり、その逆もまた然り。
今回は、このふたつの意外な関係について分かりやすく解説します。
まず押さえておきたいのは、「横隔膜」と「骨盤底筋」はペアで動くということです🤝
横隔膜は胸とお腹の境目にある大きな筋肉で、息を吸うと下に下がり、吐くと上に戻ります。
一方、骨盤底筋は骨盤の底を支える“ハンモック”のような筋肉群。
横隔膜が下がる(吸う)と骨盤底筋はゆるみ、横隔膜が上がる(吐く)と骨盤底筋は引き締まるように働きます。
この上下運動の連動が、体の中心部=インナーの圧力(腹圧)を適切に保つための基本です💡
ところが、浅い呼吸や姿勢の崩れがあると、この連動がうまく働かなくなります。
多くの人は、緊張やストレスが続くと胸の上の方だけで呼吸する「胸式呼吸」になりがちです。
胸式呼吸では横隔膜が十分に動かず、腹圧が適切にコントロールされません。
その結果、骨盤底筋が過剰に力んでしまったり、逆にゆるんだままになってしまうことがあります。
特に女性に多い尿もれ、下腹ぽっこり、腰痛などの悩みは、この呼吸と骨盤底筋の連動不良に関係しているケースが少なくありません。
呼吸が変われば骨盤底筋の状態も変わり、その逆も同じです。
たとえば、深い呼吸を行うと腹圧が自然に整い、骨盤底筋が「必要なときに必要なだけ」働ける状態になります。
逆に、骨盤底筋が適切に機能していると、呼吸の際の腹圧調整がスムーズになり、横隔膜の動きも大きくなります。
つまり、呼吸と骨盤底筋はお互いを支え合う関係です。
では、どのように整えていけば良いのでしょうか。
まずは“呼吸から入る”のがおすすめです。
特別なことをする必要はありません。
背すじを伸ばして座り、鼻から静かに息を吸って、お腹がふくらむのを感じます。
そして、口から細く長く息を吐きながら、骨盤底筋がやさしく引き上がる感覚を意識します。
この「吸う=ゆるむ」「吐く=締まる」のリズムを丁寧に行うことで、横隔膜と骨盤底筋が自然と連動し始めます。
骨盤底筋のエクササイズは、呼吸とセットで行うことで効果が大幅にアップします。
もしこれまで、骨盤底筋トレーニングをしてもいまいち効果を感じられなかった方は、ぜひ一度“呼吸”から見直してみてください☺️
体の内側から安定し、姿勢が変わり、日常の動きの軽さにもきっと気づけるはずです🌱

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