自律神経と姿勢の深い関係

「なんだか疲れが取れない」「眠りが浅い」「いつも体が緊張している」

そんなとき、原因を“姿勢”に感じたことはありますか?

実は、自律神経の働きと姿勢には密接な関係があります。

体の歪みや猫背は、見た目だけでなく、心や体の調子にも大きく影響しているのです。


① 自律神経とは?

自律神経は、私たちの体を無意識にコントロールしている神経で、「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(休息モード)」の2つがあります。

日中は交感神経が優位になり、夜やリラックス時には副交感神経が働くことで、
体のバランスが保たれています。

しかし、ストレスや不良姿勢が続くとこのバランスが崩れ、疲労・肩こり・不眠・頭痛・イライラなど、さまざまな不調が起こりやすくなります。


② 姿勢が自律神経に与える影響

猫背や巻き肩の姿勢になると、胸郭(胸まわりの骨格)が圧迫されて肺が十分に膨らまず、呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると体は「緊張状態」と判断し、交感神経が優位に。

つまり、姿勢の崩れがそのまま「ストレス反応」を引き起こしてしまうのです。

一方、胸を開いて背筋を伸ばすだけで、空気の流れがスムーズになり、副交感神経が働きやすくなります。

実際、深い呼吸を意識すると「心が落ち着く」「体が温まる」と感じるのは、この神経の切り替えが起こっているためです。


③ 呼吸と背骨がカギ

自律神経は背骨の近くを通っており、背骨の動きが硬くなると神経の働きも滞りやすくなります。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けている人は、胸椎(背中の真ん中あたり)が固まり、呼吸が浅くなりがちです。

そこで大切なのが、**「呼吸+背骨の動き」**を意識すること。

例えば、次のようなシンプルな動きがおすすめです。

  • 胸を開きながら深く吸う
  • 肩の力を抜いてゆっくり吐く
  • 背骨をしなやかに動かすストレッチを取り入れる

これだけでも、呼吸が深まり、自律神経のバランスが整いやすくなります。


④ 姿勢を整えることは、心を整えること

姿勢を正すことは、単に「見た目を良くする」だけではありません。

深い呼吸ができる姿勢をつくることで、心身ともにリラックスしやすくなり、疲れにくい体へと変わっていきます。

ストレスを感じやすい現代だからこそ、
「姿勢を整える=自律神経を整える」意識を持つことが大切です🌿


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